活動の記録

ペルー生活半年が経過。任地着任5か月目終了とこれからのこと

JICA海外協力隊としてペルーに派遣されてから6か月が経過。

任地のタンボグランデに来てからは5か月が終了しました。

今までの調査や活動を受けてこれから、今月やっていくことを整理したいと思います。

 

活動計画表の中身

目的:1人1人が豊かな大地であることの意識をもつことで、マンゴーの大地として今後輸出拡大・収入向上を行っていくための土台作りを行う

  1. 収入向上プロジェクト:収入向上についての農家の意識が向上する(マンゴー✖農家)
  2. マンゴー観光資源化プロジェクト:住民自身が町の観光資源を発見し、町の認知度向上のための活動が検討される(マンゴー✖観光)
  3. 地元学・食育プロジェクト:中学生自身が町の資源を認識し、付加価値のあるビジネスを意識したプロジェクトが実施される(マンゴー✖学生)
  4. 異文化交流プロジェクト:自国文化と日本文化を含めた他国の文化との交流が行われる(異文化交流✖学生)
  5. 環境教育プロジェクト:周辺地域の大学生、周辺地域の環境教育隊員、ローカルNGOを巻き込んだ環境教育活動が行われる(環境✖若者)

 

それでは各項目ごとに今までやったこと、これからやることを整理したいと思います。

①収入向上プロジェクト

 

今までやったこと

  • 9月のリマのフェリアに参加し、国内加工品、対外の需要、国内製品ブランドの調査を行った
  • ペルー全土のマンゴー生産量のデータを収集した
  • ドライ機についての情報を収集した

 

これからやること
  • マンゴーに関するペルー製品の情報を収集する
  • 「付加価値のあるマンゴー」についてのワークショップのためのプレゼンテーション資料を作成する
  • ドライ機をつくる

 

②マンゴー観光資源化プロジェクト

 

これからやること
  • ピウラ州内の他の地域の観光資源とマーケティングを調査する
  • 商業観光課と自分の活動について話す

 

③地元学・食育プロジェクト

 

今までやったこと

  • どんな学校があるのか、学校がどういう取り組みをしているかを知るためいくつかの学校を訪問した
  • 「Educación Para el Trabajo(仕事のための教育)」と「Ciencia y Tecnología」という授業があることを理解した
  • 教育委員会の人や何人かの先生、校長先生に自分の活動について話した

 

これからやること
  • 学校の中の「食」に関する授業について調査する
  • 環境課に対し自分の活動について話す
  • 学校を訪問し、彼らの活動や地元の資源についての生徒の意識を調査する

 

④異文化交流プロジェクト

 

今までやったこと

  • 異文化交流の事業が行える学校に出会った

 

これからやること
  • 9歳、10歳の生徒に向けて異文化紹介のワークショップを行う

 

⑤環境教育プロジェクト

 

今までやったこと

  • ローカルNGOが行う研修会にて隣町からJOCV(JICA海外協力隊)を連れてきて任地に合った環境教育のワークショップを行ってもらった

 

これからやること
  • 食育と地元学の要素を取り入れた環境系のワークショップを考える
  • 小学校6年生に向けて環境系のワークショップを行う

 

10月は活動計画表に合わせて行動する月になりそう

10月は9月につくった活動計画表に合わせて行動する月になりそうです。

一歩ずつですが進んでいきたいと思います。