こんにちは、いくみです。
個人的な備忘録も含めて、2020年末ぎりぎりですが、2020年の振り返りと2021年の目標を書いていこうと思います！
１月：【ペルー期】突然のCPの辞職から年明けスタート
青年海外協力隊としてペルーのとある小さな町役場で活動中。カウンターパート（CP）と呼ばれる相棒が突然辞職することになり、てんやわんや…。
政治で全てが覆される、その感覚を肌で知った気がします…笑
新しいカウンターパートと仕事をしていくよういろいろと手はずを整えても、信頼関係がないので全然上手くいかず。どうしよう！と思っていた矢先、企画していた月末の任国外旅行。ひとまず頭を冷やそうと、羽を伸ばしてきました。
２月：【ペルー期】任国外でスペインへ！ペルーの友達の家も訪問。
待ちに待った任国外旅行。駒ヶ根訓練所の同期と、スペインへ。
今思うと最高の思い出、コロナが流行る前まさか世界がこんなになると思わなかったので
移動し、食し、話し、歌い、素敵な１４日間でした。スペインまた行きたい！なんなら住みたい！食事もおいしくて、仲間とともに舌鼓を打ちながら、協力隊の労を癒す。
いった場所はマドリード、マラガ、ミハス、グラナダ、マジョルカ島。今度はバルセロナも行きたいですね。
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帰国した後はペルーの友人の家を訪問。任地の中心地から三輪バイクと車のタクシーを３つ乗り継いで、１時間半くらいかけてようやく集落の奥の友人宅へ。循環型農業、素敵だった～～
３月：【ペルー期】ワークショップ成功と緊急自宅待機
新しいカウンターパートからは反対されつつも、ようやくワークショップ実施に至ります。
農家対象のワークショップ、２０名ほどが参加してみんなで自分が幸せに感じるためには何があるといいのか、頭を使ってもらうワークショップを実施しました。いつもイベントなどは住民側が受け身になってしまうので、せめて考える機会をつくろうと。
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「幸せになるための条件」ワークショップを実施してみた≪ペルーでコミュニティ開発≫
自己評価では成功。またやりたいねって住民と話していたところ、コロナ帰国に。
3月6日に初めてのコロナ陽性者を首都のリマで出したペルー。2月末から世界的にもやばそうな感じで、南米も周辺国で陽性者を次々確認していきました。ペルーは3月に入ってもまだ陽性者が出ていなくてそれまでは比較的穏やかに過ごせていたのですが。
陽性者がでてからの国の対応は、早かった。。。３日後にはすべての小中学校が閉鎖。子供は自宅待機に。その数日後は大学や専門学校も閉鎖。そしてまたその数日後、ペルーのビスマル大統領の大統領令により、全ての航空便の発着が停止、陸路の移動も禁止になりました。ロックダウンです。
3月15日（日）にでた大統領令。実施は16日（月）からで多くのペルー人が15日中に自分の地元に戻ったり。そんな中JICAボランティアたちはJICAからの自宅待機指示。18日には、JICAからJICA隊員の一斉一時帰国が命じられるもすでにロックダウンしてしまったペルーでは身動き取れず。。
ペルーのテレビではいたるところでパニックおきていて、私の町も逮捕者が続出。自宅にいるはいいものの、いつになったら帰国できるの…本当に帰国なんてできるの…と個人的にもめちゃくちゃ心配でした。暑い暑いタンボグランデの小さな一室で、四六時中なにもできなくて、シャワー行ってフルーツ食べて、誰かと電話してたまにスペイン語を勉強して、ギターを弾きまくった。この2週間はなかなかタフで今思うとあれはあれでいい思い出。
４月：【帰国大作戦期】１か月かかったペルー出国と日本での隔離
ロックダウン中の大移動。すべて政府の許可付きで。
①タンボグランデからピウラへ。１時間半（陸路）
②ピウラからリマへ。２２時間（陸路）
③リマからメキシコへ。６時間（空路）
④メキシコから成田へ。１５時間（空路）
⑤成田にて隔離。２週間（ホテル）
こんな感じで進んでいきました。最初はどうなるかと思ったけれど、冒険もいいところ。
１か月かけてその町を脱出するという経験は後にも先にもないんでないだろうか。。
ロックダウンしていたので、タンボグランデの友人や同僚にはもちろん挨拶もできず。たくさんの荷物をタンボグランデに置いたまま、一時帰国となりました。
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５月：【自宅待機期】身の回りの整理とオンライン報告会の準備
帰国して一息つき、いろんな友人たちが連絡をくれました。オンラインで帰国報告。このころは世間的にも「オンライン飲み会」が流行っていたのでそれに顔を出すことも。
ゆうてペルーにいたから今までも全然オンラインしていたのだけれど。
「ペルーアドレナリン」があって頑張れたのか、オンラインでペルーとつながる「Ser Saludable」の活動と協力隊同期を誘い合わせて各自報告しあう「オンライン報告会」を企画しました。帰国して間もないのに、頑張っていたなあ。笑
６月：【自宅待機期】オンラインでの活動
やったことは主に３つ
- オンライン報告会の実施
- Ser saludableの実施
- コミュニティ開発勉強会
関連ページ⤵
【イベントの企画・運営のやり方】をざっくり紹介！～オンライン報告会の実施例をもとに～
【オンラインで国際協力】「健康になろう！（Ser Saludable）プロジェクト」の活動報告
主にオンラインで企画運営したり、オンラインの講習に参加しました。
オンライン報告会は無事実施！14名が発表してトータルで40名近くが参加した。zoomってすごい～～
オンライン「Ser saludable」も引き続き実施。スペイン語で踊ったり歌ったり、恥ずかしかったけれど子供たちが喜んでくれるのが嬉しかった。一緒に実施した有志の３人ともミーティングをしながら早起き頑張った…！また一緒に何かやりたいなあ。
コミュニティ開発勉強会にも参加しました。基礎編と応用編で全１０回の内、６月は基礎編を。ペルーで見てきたもの、できなかったこと、いろんな課題や問題意識を持って参加したので、この講習会は本当に目からうろこ。参加していた開発界のプロたちの意見を聞くのもためになりました。
これに限らず、このころ様々な組織が様々なオンラインイベントを企画していて、積極的に参加していました。そうしていないと、不安だったのかもしれない。
７月：【自宅待機期】コミュニティ開発勉強会と福島へ行く準備
コミュニティ開発勉強会の応用編に参加。そして水面下で考えていた福島移住を決定。笑
福島県民になることにしました。農業に関わってみることにしました。
以前から農業に興味があったこと、食に興味があったこと、地方創生に興味があったこと、移住に興味があったこと、いろんな理由で福島移住を決めました。
もともと福島には知り合いが２組ほどいて、ご縁があったのでそちらにお世話になることに。
８月～１２月：【福島期】福島生活スタート。あっという間過ぎて記憶薄し。
福島に来てから５か月経過。あわただしくてあまり記憶なし…
アパートを借りて、車を選んで、家具家電をそろえて…生活を整え始めるとともに仕事では移住当初はきゅうりの季節真っただ中。もともとお願いされていた仕事もあったけれどひとまずきゅうりの仕事をまずはお手伝いすることになりました。
知り合いは所属する会社の代表と知り合いのトマト農家さんと協力隊の同期の３組のみ。ひさびさに日本の会社で働くことに少し不安もありながら、一から生活を作っていくドキドキも。
移住先は福島県二本松市。JICA訓練所もあったり、たまたま福島県在住の隊員がいたりで少しずつ知り合いが増えていきました。８月には河北新報の新聞取材、９月には福島テレビの取材がはいったり。１２月にもこおりやま広域圏のPR動画への取材をしてもらいました。
福島ではきゅうりの生産のお手伝いをしたり東京出張で販売に入ったり、キヌアを栽培してみたり、所属するNPOの手伝いをしたりなど、業務は様々。その一方で仕事を通しても隊員としても様々な人に声をかけてもらって出会い語り合うことができました。
福島に来たのは結構迷わず決めたところがあってえいやーーで来ちゃったけれど、思わぬところにいい出会いがあったり、来てよかったなあと感じる５か月でした。ありがとうございます。
１年を通して。
ペルー期、帰国大作戦期、東京自宅待機期、福島期でめまぐるしく住む場所が変わった２０２０。なかなか忙しくてドキドキハラハラな一年でした。
友人には、SNSが荒れてたと言われた…（荒れていたのか?笑）急に帰国になって道閉ざされて、大変だったんだよって優しい言葉をかけてもらいました。
周りからはどう見えていたかわからないけれど、個人的には結構がんばったと思うし、精神的にやられていたのかもしれないけれど、自身は楽しんでいたので良しとしよう！
ちなみに今年の漢字、世相では「密」が選ばれていましたが、私は「忙」を選びました。
関連ページ⤵
2020年の【今年の漢字】は「密」。私も今年の漢字、決めました。
来年（2021年）の目標
具体的な「やりたいこと」は別記事に書くので割愛するとして、
ひとまず来年の目標。
2021年の予想漢字を「整」としているので
- 生活を整える（料理、掃除、勉強、時間の使い方、資産運用）
- スキルや過去の経験を棚卸する
この２つを主に頑張りたいな～
ということで最後に年の瀬の挨拶です。
今年もお世話になりました！！
関わったすべての人に感謝✨
来年もよろしくお願いいたしますーーー！！
