活動の記録

「活動の限界」??少し書き留めておく

任地247日目。木曜日。

任地タンボグランデに来て、約8か月が経ちました。

JICAが提示した私のこの町での達成目標は「住民の収入向上」。職種コミュニティ開発隊員として、表向きはそれを目指して活動をしているわけなのです。

そして実際に8か月、調査から初めて活動をしてみて、感じる「限界」。

とりあえずこの場所に、どんな風に今感じているのかをそこはかとなく書き綴ろうと思います。

なお、「限界」といっても本当に限界を感じているわけではありません。自分では全く限界をつくるつもりもないし、あきらめるつもりもありません。

いろいろ手段はあるにしろ、八方ふさがりの状況、そもそもこの職種がふさわしのか、そもそもJICAの掲げる目標は適しているのか、そういった面である意味「限界」?と思ったので、「」付きでタイトルに示しました。

 

まあ正直なところ、私何すればいいんだろっていう感じです。笑

町全体で言うと、みんな幸せそうだし事足りているんですよね。不満はたくさんあるにしろ、結構豊かに暮らしている人もいるし、お金の使い方がめちゃくちゃなだけで稼ぎは良かったり、そもそも稼いだところで、、、と考えいている人もいるし、今の生活を変えたいという何かはあまり感じません。

でもまあとりあえず、ということで付加価値のある農産物の開発だったり、捨てられてしまうフルーツの加工であったり、自助グループの組織化だったり、進められることをしてみようかなと思ったのですが、

みんな、詳しいんですよね。本当に。

やらないだけで、やり方は知っていたり。

私がやるより、めちゃ早いんですよね、自分なんなんだろうって思います。笑

やはり地元の人が地元のことを良く知っているし、私がなんだかんだいったところで地元の人に動いてもらうのが一番だし、。

この前も女性グループが販路を開拓したいということで、何とかクリスマスに間に合わせて売り場を確保したのですが、直前になって彼女たちは来ませんでした。

別に、売らないなら売らないで、彼女たちの生活は穏やかなまま変わらないんですよね。そこにいちいち売り場の確保なんて必要あんのかなって思っちゃったり。

そんな中でも、やはり軸としてあるのは、現地を良く知っているのは現地の人であるから、その人たちの間を外部者の私が渡り歩いて人と人をつなげて潤滑油に…という信念。

それは確かに揺らがないのですが、そもそもつなげてほしいのかなって思ったりだとか。笑

つまり全然変化を必要としていない人に対して私なんぞが何ができるんだろうっていう感じです。

それに対しての「収入向上」という本部からの一方的な目標提示。

方向性としてはそれに向かってやってはいるけれど、この町に本当に必要なのは収入向上を目指したボランティアなのかなーって思います。

実は教育系の方がよいのではないかなとか。

そういう感じで今結構手が止まっています。何していいかわからないというか、やってやるぞーというモチベーションがだだ下がりというか。

・・・と書いていて、うんまあでもやれることはあるかあと自分。

ほんと、まとまりのない文章いつもすみません。

書いているうちに、自分が何言いたいんだっけってなって、いや、そういうこと書きたいわけじゃない、そういうこと思っているわけじゃないって勝手に自分で自分に気づくんですよね。わが身ファシリテーションと言いますかね。

 

自分でも、体と頭でわかっている。何となくの感触が。

そして何をすべきかとかもわかっている。

逆に何は誰に任せた方がいいというのも多分わかっている。8か月間だけだけど、でもいろんなことがあってそれぞれのポテンシャルも何となく感じてきた。

じゃあ、、

じゃあ、となったとき、

はじめの一歩が踏み出せない。

 

これはやる気がないだけなのか

スペイン語の壁なのか

実行力がかけているからなのか

何かにおびえているからなのか

不思議です。

12月は2.5歩進んで2歩下がるみたいな感じでした。

ちょっともう少し考えます。

また分かったら更新しますね。中途半端な記事すみません。