大学2年生の冬にいったロンドンの短期留学。
そこで私は、英語力のほかに、いや英語力よりも大切な、あるひとつの大切なことを学びました。
たった3週間の短期留学ですが、ひとりのおじさんとの出会いが今の私の行動や言動につながっています。
彼に、彼との出会いに感謝するとともに、この記事を読んでくれたあなたがいつか何かにチャレンジするときの背中を押せたら、いいな。
短期留学についての詳細はこの辺の記事をご参照ください!
3週間での気付き
たった3週間の短期留学でしたが、英語以外にある大切な気付きを得ました。
それは、
何かを始めることに「遅すぎる」ということはない
ということです。
早く英語を話せるようにならなきゃという焦り
当時の私は、1秒でも早く英語を話せるようにならなきゃという焦りがありました。
当時通っていた大学には帰国子女や留学経験者が多く、自分の英語力のなさに本当に嫌気がさしていました。
もう20歳なのにまだ全然英語を話せない、、、私は本当に焦っていたので、英語しかつかわない環境を求めてロンドン留学を決めました。
そしてロンドンへ。そこにはたくさんの仲間が待っていました。
英語を学ぶ環境の紹介
私はロンドンの中心地、大英博物館などもあるホルボーン駅から3分ほどの語学学校に通っていました。
英語のクラスはいくつか分かれていましたが、私は真ん中くらい。
クラスにはブラジル、スイス、イタリア、フランス、中国、ロシア、トルコ、韓国など、様々な国の出身の学生がいました。
歳もそれぞれ。私は20歳で参加しましたが、最年少で、
中には40代の人も、60代の人も、30代の人も、男性も、女性も来ていました。
そこで3週間の日々を過ごしました。
その中で、私は一人の男性に出会いました。
クラスメイトのトルコ人のおじさんティンクとの出会い
クラスにいたトルコ人のおじさん、ティンク(仮名)。彼は40~50歳くらいでした。
誰よりも早く教室に来て、誰よりも熱心に英語を学んでいて、自分で作った単語帳を毎日持ち歩く彼の姿を見ていました。
PUBで彼と話した時も、今まで英語を学ぶ機会がなかったけれどこれからは英語を使った人生を送りたい、そんな話をしてくれました。
そんな彼の姿を見たり話を聞く中で「何かを始めることに遅すぎるなんてことはないんじゃないか」とおもうようになりました。
ティンクはどのクラスメイトよりも一生懸命吸収しようとしていました。
誰よりも一生懸命英語に向き合っていました。
私はそんな姿を見て、私がティンクと同じ年になったときに、こんなに頑張れるのだろうか。20歳でこんなにネガティブで焦って周りと比較してるのに、50歳になったときに今更、って思ってしまわないだろうか?
ティンクのその姿を見ていて、彼の精神的強さと長い社会人経験からくるどっしり構えたかっこよさを垣間見ました。
20歳なのにこんなに英語が話せない!やばい、つらいとネガティブにならず、
年齢を気にせず一生懸命英語を学ぶティンクの姿を見習って
遅いとか思わずに、しっかり地に足付けて英語を学ぼう。
そう思いました。
そう思わせてくれたティンクとの出会いは本当に私史の中でも大きかった。
今でも感謝しています。
遅すぎることはないということ
何かを始めるときに、
でももうこんな年齢だから、とか
今更やってもしょうがない、とか
そんなこと思わずにぜひやってみましょう!
これからの人生の中で、今のあなたが一番若いんです。
何も遅くないし何も今更じゃない。
だから一度きりの人生、やるだけやってみましょう!
おそすぎません!!