ペルーはマチュピチュの遺跡やナスカの地上絵が有名ですが、その他にもたくさんの訪れたいスポットがたくさんあります!今回はイカの街に行ってきたのでその情報をお伝えしようと思います。
イカってどんな町?どこにあるの?
イカは「Ica」と表記します。ペルーの海岸地域にある街で中心地は栄えています。同じ州内にはナスカやパラカスなどの観光地もあります。ペルーの首都「リマ(Lima)」からはバスで南に4~5時間ほど。バスも1~2時間に1便ほど出ています。
イカで外せないとっておきスポット3選
イカに来たならぜひ行きたいスポット!こちらの3つはそれを目当てにペルーに来る観光客も多いくらいガイドブックにも載る人気のスポットです!
ワカチナ(Huacachina)
砂漠の中のオアシス。イカの中心地からは車や三輪バイクで10分ほどです。ワカチナではサンドバギーやサンドボードもできるます。イカの街からタクシーに乗ってワカチナに向かうといろんなツアー会社が勧誘をしているので、そこで内容と値段を聞いてOKだったら交渉成立。お金を払って1時間のツアーを予約できます!(私の時は40solesでした)
17時くらいからのコースは夕焼けがちょうど楽しめるので、一番込み合います。夕暮れのワカチナでアクティビティを楽しみたい人は、少し早め(2時間以上前くらい)に行くと予約ができると思います!

パラカス(Paracas)
何百何千年前にそこは海の底だったと言われるパラカス。リマからイカに向かう道すがらにあり、パラカスとイカは車で1時間ほど離れています。ケチュア語で「雨の砂」「嵐の砂」を意味するパラカスは、名前の通り常に強い風が吹いています。パラカスには国立自然保護区があり、広大な大地が広がっています。
この国立自然保護区は人の手があまり入っておらず、自然にできた道路、塩が造る大地、ミネラルや生物などの影響で色が変わる土、貝殻の化石などをみることができます。中にはビーチもあり、泳いだりもできるんだとか。自然保護区の入場料は11solesほど、もしツアーなどで行くのであれば、パラカスの中心地にあるツアー会社に行くと車やミニブギーなどでのツアーに参加することができます。

ワイナリー
イカはワインやピスコの名産地。ぜひワイナリーにも行ってみてください!私が今回紹介するのは最も歴史のあるタカマワイナリー(Bodega de Tacama)。 ※ボデガ(Bodega)というのはワイナリーを意味します。ちなみにワインはvino(ビノ)と言います。
タカマワイナリーはイカの中心地から20分ほど離れており、タクシーで行けます。蒸留所を周るツアークリスチャンの建築を周るツアー、試飲やテイスティングなどの組み合わせで数種類ツアーがあります。定休日以外は常にツアーが回っているので当日行って予約もできます。

ナスカの地上絵(別リンク)
イカの先にあるナスカ。リマからイカに着いたのち、そのまま進んで数時間行ったところにあります。リマから数えると7時間くらいなので少しイカからは離れているので注意。このナスカの街に、世界的に有名な地上絵があります。ナスカはこちらの記事↓に詳細をご紹介します!
イカへのアクセスとめぐり方
リマ(Lima)からイカ(Ica)までは長距離バスか個人タクシー、もしくは周遊ツアーがあります。個人的に行くのであれば、長距離バスを、何人かでいろいろ一気に回るのであれば個人タクシーや周遊ツアーなどに参加すると良いでしょう。
- 長距離バス「Peru Bus」「Cruz del Sur」
ペルーは国土が広く長距離バスなども充実しています。いろんな会社がありますが、「Peru Bus(ぺルー・ブス)」、「Cruz del Sur(クルス・デル・スール)」などが有名です。
- 個人タクシーはセットのプランもあります
リマからの個人タクシーもあるとは思うのですが、情報がなくすみません。イカ市内ではパラカス、ワカチナなどのセットプランやワイナリーなどのセットプランなどもあるので、ツアー会社にどこまでのコースが可能か聞いてみるといいと思います。
基本的には個人タクシーの運転手に1日周遊でどこまわっていくらなのかを交渉して、専属タクシーのような形で回ってもらいます。数人で回る場合は、これがお得かもしれません。
- リマなどからの周遊ツアーで申し込む手も
旅行会社などがバスを借り上げて運営している周遊ツアーもあります。大人数で一気に回るので楽で安く回れると思います。一方で好きな場所に好きなだけいることができないので、自由が欲しい人は個人タクシーや一人でバスなどを利用して巡るのが良いでしょう。
リマからイカのおすすめプラン
2泊3日、1泊2日のおすすめプランです。上記で紹介したものを周るとしたらこのようなスケジュール感だと回り切れる可能性が高いです!(※バスの時刻や遅延などにより必ずしもこの通りには行かないかもしれません、あくまでイメージです)
1日目
リマ 8時発
→ パラカス 11時着
→ パラカス市内でご飯、観光+国立自然公園内をめぐる
→ パラカス泊
2日目
朝イチでバジェスタ島のツアー
→ バスでイカに向かう
→ ワカチナ
→ イカ泊
3日目
朝からワイナリーへ
→ 午後にイカからリマへ戻る
1日目リマ 8時発
→ イカ 12時着
→ ワイナリーへ(12~15時)
→ ワカチナへ(15時~20時)
→イカ泊
2日目
イカ 8~9時発
→ パラカス 9~10時着
→ バジェスタ島・パラカス市内・国立自然公園内をめぐる
→ リマへ戻る
イカその他のINFO
必ず買いたいイカの名物!チョコテハ
イカと言ったらテハ&チョコテハ!とってもおいしい~いたるところにテハたちが売っています。テハというのはドライフルーツやナッツをミルク系のシロップでコーティングしたお菓子で、チョコテハはそのコーティングがチョコレートになっています。
イカに行くといろんなお店で売っていますが、Herenaというテハのお店は一番有名なのでもし迷った方はそちらに行ってみるといいでしょう。

イカで気をつけたいこと
都市で栄えていますが、夜遅くまで徒歩で出歩くのは控えたほうが良いです。南米は全体的に治安が悪いので要注意。ちなみにイカ在住者に話を聞くと、夜7時以降はなるべくタクシーなどを使うのが好ましいとのこと。ペルーはひったくり、すり、強盗などがとても多いです。
イカでの交通手段
車のタクシーと三輪バイクのタクシーがあります。車はauto(アウト)、三輪バイクはmoto(モト)と呼びます。アプリタクシーはあまりないらしいので、流しのタクシー(アプリなどではなくその辺にいるタクシー)を使うことになると思います。タクシー強盗などもペルーはあったりするので、もし不安な方はホテルなどで呼んでもらったりしてなるべく安全なタクシーを選ぶと良いでしょう。

それではイカの旅、気を付けつつどうぞお楽しみください! ¡¡Buen Viaje!!