福島県、二本松市にある農家民宿に泊まってきました!
慣れ親しんだ土地を離れて旅をするのはとっても楽しいですが、
その内容や宿泊場所、体験内容や過ごし方、旅先での交流の仕方は様々。
今回はグリーンツーリズムの一環として農家民宿を行っている福島県二本松市東和地区の、「遊雲の里(ゆうのさと)」に宿泊してきたのでそのご紹介です!
福島県二本松市東和地区のご紹介
福島県二本松市東和地区では「ゆうきの里東和 ふるさとづくり協議会」という現地の農家さんが主体となって行っている活動があります。(紹介ページはこちら)
こちらでは有機農業や東日本大震災時の福島第一原発の事故による放射能に対しての活動、また里山を保護、再生するためなど、多岐にわたる様々なミッションと目的をもっての活動をしています。
そのうちのひとつとしてグリーツーリズムの推奨があり、その中でいくつかの農家さんが農家民宿をしています。
今回宿泊をしたことをきっかけに二本松市東和地区の取り組みを本などで読ませていただきましたが、地域コミュニティとのかかわりや農家主体であること、グリーンツーリズムを通して外部に発信したり、里山を再生したり有機農業を行ったりなど、とても先進的なことをやっていてとても勉強になる活動だと感じました。
また、東日本大震災時に福島第一原発の事故があり、大切に育て守ってきた野菜や畑、農地が放射能の被害を受けた地域でもあります。
その放射能や様々なメディアの報道による風評被害を受けてとても苦しい状況だったと思うのですが、地域の農家主体で研究者と協力しながらその逆境と戦ってこられました。
そんな東和地区の農家民宿ではその農家さんで採れた、採れたての野菜を食べながらたくさんのお話を聞けるはず。(もちろん食卓にも放射能の基準値を上回るものは並べられていません。)
そういう意味でも、この福島県二本松市東和地区の農家民宿に宿泊することを旅のひとつの選択肢としてお勧めします。
農家民宿とは
農家民宿とは普通の民宿とは違い、その農家や近隣の農家、地域の農家でとれた野菜などを提供したり、農業体験ができる民宿です。
その定義や体験内容、民宿自体の魅力はその民宿ごとに異なりますが、町中の民宿とは違って山地や農地にあることが多く、とれたての野菜を食べられるという魅力があります。
近年グリーンツーリズムがマスツーリズムに代わって増えてきて、農家民宿という滞在の仕組みも増えてきているようです。
福島東和地区もグリーツーリズムを推奨しており、その一環として現在22の農家さんが農家民宿をしているとのこと。
HPでも「農家民宿ならではの農業体験やおいしい食事をお楽しみいただけます。」と謳っています♪
ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会の農家民宿を一部紹介したHPはこちら
私は、今回「遊雲の里(ゆうのさと)」にお邪魔しました!
農家民宿「遊雲の里」のご紹介と感想
道の駅「ふくしま東和」から山を登ったところにあります。
詳細は、民宿の娘さんがご紹介されているブログをご覧ください!
山を少し上った畑と山に囲まれた静かで緑豊かな場所にあります。
到着してハウスの中の野菜を撮ったりホタルの里に連れて行ってもらったり、ヤギさんと戯れたり、夕食は農家さんとお話ししながら採れたての野菜を使ったおいしーーーいご飯を食べたり地酒を飲んだり、ちょっと外に出てきれいな星を眺めたり。
もうそれはもうしあわせすぎて最高でした(´っ・ω・)っ☆
お父さんとお母さんも素敵すぎて最高でした。。
おばあちゃんが作ったかぼちゃの煮たやつ?もいわすもがなで最高でした。。
またいきたい、、。(切実)
ふるさとを感じる農家民宿のすすめ
都会に疲れたら、
美味しい野菜を食べたくなったら、
まごごろこもった料理を食べたくなったら、
「ふるさと」に行ってみたくなったら、
自然に包まれたかったら、
農家民宿、行ってみましょう。
そこには都会にはない魅力と、ビジネスホテルにはないぬくもりがあります。
そして何よりも農家の方と直接会って話せる醍醐味があります。
中でも福島県二本松市東和地区は積極的に地域資源を活かした取り組みをしていて、農家民宿に泊まってその中で過ごしたら、きっと私たちの生活で本当に大切な、たくさんのことを教えてくれるでしょう。