日々の記録〈ペルー〉

喜怒哀楽が一周して落ち着いてきた3か月目が終了【今後の活動】を簡単に書き留めました

3か月目が終了しました。

2か月目はとてもいろいろあったしいろいろ考えることも多かったのですが、一回ぐーんて落ちると案外心に平穏はやってくるものかもしれないです。

最初の3か月でこの町のいろんな部分を見るのだ!学ぶのだ!出会うのだ!!と力んでいた甲斐があったのか、今は多少のことでは動じなくなりました。(よかったー)

活動面でとてもつらい経験をしたというわけではないので、この先活動が本格化していろんな事態が発生した時にはもしかしたら精神的にもぬぬぬーーってくるかもしれないけれど、それまではとりあえず持ちそう。よかった。

この記事は3か月が終了して今後はどんな感じで活動していこうかな、というのを書き留めたものです。

 

 

配属先との距離感は今後もう少し変わっていくかもしれない

私にはカウンターパートと呼ばれる現地での相棒的な存在はいないのですが、役場にいる同僚も私が行うような活動を行っている人はいません。

みんな役場の仕事があってそれはどれも現場重視ではなく成果重視。

対象となるひとも不特定多数が多く、個別具体的というよりは万人のための講演、プロジェクトです。役場なのでそれはそうかなとは思うのですが。

最初のうちは何もわからないので同行したり会議に参加したりしていましたが、やはりそれだと何も見えてこない。町で育った彼らは事情を良く知っているからいいものの、私は現状や背景など何も理解できず、知識量も到底及ばない。

そもそもの活動が調査をしないと始まらないのですが、そんな彼らと対等に話したり活動をするためにもまずは現場にいかないと理解できません。

まだまだスペイン語は不十分すぎるのですが、最近は少しは良くなってきた気がしたので少しずつ能動的に動いてみたり。それでも同行させてくれる人がいるわけではないので活動は厳しいところも多々あるんですけれどね。

ただ何人か、キーパーソン的な人と出会った気がしたので、まずはこれからの3か月、その人たちに連れて行ってもらったりしようと思います。

そうなると、役場にいる時間は短くなるし、役場の勤務時間とはずれた活動の時間になることも増える。ということで、配属先の距離感はもう少し変わってくるだろうなという所感です。

 

キーパーソン的な人についていって調査

農業分野、環境分野、女性の地位向上分野で現地の人と自分を結び付けてくれそうな人に出会いました。

今まではそういう人に出会えなかったし役場の人は連れて行ってくれなかったしそもそも移動手段もなかったのでだめでしたが、そういう出会いもあって少し希望の光が。

ストレスマネジメントとしては期待すぎてダメになると失望も大きいので、あまり期待はしていないですが、とりあえずこの3か月は彼らの活動に同行させていただいて何かしら調査だったり出会いだったりできたらいいなと思います。

報告書と活動計画書の作成

これはJICA宛に作るものですが、先2年弱を考えるのにもいいタイミングなのでこの機会に少し先の展望も見据えて自分の活動を考えていこうかなと思います。

活動計画書自体はもう少し先の提出なのですが、配属先の活動の影響で少し前もって提出することになりそう。ここで決めた方針が基本は2年間の軸になるらしいので今この情報の少なさでそれを決めるのは大変厳しいところはありますが、まあルールなので考えて書こうと思います。

結局のところ活動はどんな感じになりそうなのか

2か月目が終了した先月の記事で、生活改善的な活動を進めていきたいと書いたのですが、それを進めるにあたっては、今みんながどんな生活をしているのかを具体的に知らないとできません。

それを知るための調査は、この先3か月くらいにやりたいなと思っています。

アポイントを取っては同行し、話を聞き、顔を広め、アポイントを取る。

その繰り返しで少しずつ町の様相を知っていこうと思います。

この1か月、何していたんだっけ?って思ったりするけれど、案外こうやって書き出してみると先月とは違う視点を持っていたり方向性も異なっていたりするから少しずつ理解してきてはいるのかなーと思います。

最初の3か月が終わりました。

引き続き、ペルーに存在し続けていこうと思います。