こんにちは、現在ペルーのピウラ県、タンボグランデ町という場所でコミュニティ開発を行っているいくみと言います。
今回は私の任地の紹介。遠い国の小さな町での活動に興味がある方や私のいる町の近くに来る方の参考になればうれしいです!
タンボグランデ、どこにあるの?
ペルーのピウラ県にあるタンボグランデという町は、ペルーの首都リマから陸路で27時間以上かかる場所にあります。
そのためリマからは飛行機が便利。リマ空港からピウラ空港まで国内線で飛んで、そこから1時間バスを走らせれば到着です。
ピウラ県はきれいなビーチがあることでも有名。そして一年を通してずっと暑く、冬はないので一年中ピウラでは海のアクティビティが楽しめるそう。
そんなピウラ県、中心地はとても栄えていて例えば「Real Plaza」という名前の大きなショッピングモールではなんでも揃います。
私がいる町はそこから1時間車を走らせた場所です。ピウラは栄えていますが、私の町は畑の広がる町で大きな買い物ができるような場所はありません。でもピウラからのアクセスは良好です。
タンボグランデ、どんな町なの?
とても穏やかで静かな町。
子供が多くてみんな家族一緒に暮らしている。
派手ではないけど地味でもない。
とてもいい感じの田舎町です。
ホテルもあるとのことですが、まだ発見はできず。
レストランや商店もたくさんあります。
スクーターの後ろに乗る場所を付けた3輪のモートタクシーが住民の足、そんなコンパクトだけど面積的には大きな町です。
というのも畑がとてつもない面積で広がっているから。マンゴーとレモンが有名なのです。
住民の多くがこのマンゴーとレモンの生産に従事しているという、農産物に恵まれた町です。
ちなみにペルーの公用語はスペイン語で、このタンボグランデの町でもほとんどの人がスペイン語を話しています。
タンボグランデで何をしているの?
そんなタンボグランデではコミュニティ開発隊員として市役所で働いています。
農業、観光、環境の3つの柱を組み合わせて村を活性化できるように取り組むとのことで、着任したばかりの今は生活様相の調査やみんなの仕事がどんな感じのものなのかの調査を行っています。
話を聞く感じだと、タンボグランデで生まれ育って今もタンボグランデで働いているという人が多いみたい。
農家の人は子供のころから農作物作っているみたい。
あたりまえだけれど、私とは違う経歴の人ばかり。そんな町で私ができることを模索しています。
違う環境で育ったからこそぶつかるのではなく、違う環境で育ったからこそアイデアを提供したり視点を変えたりできるような、そんな形で少しでもこの町の役に立てればいいなと思います。
まずはこの町に慣れるところから。
日本の裏にある、ペルーの小さな町での奮闘をしていきたいと思います。
詳細記事のご紹介
さて、この記事はタンボグランデについてすぐに書いた簡単な紹介記事ですが、1年過ごしてみて感じる任地紹介を別記事に書きました。良かったら覗いて行ってね!