ぼやきと妄想

日本に帰ったらちょっとだけ「無理」をして頑張りたい

任地22日目。

同じホームステイ先の看護師さんのペルー人と話した、めっちゃ面白い子だわあ仲良くなりたい!!

 

彼女の働き方、時間の使い方にかなりびっくりして憧れたのでメモ。

 

平日は近くの村の健康センターで働き、そのあとは別の場所で夜10時まで働く。休日は隔週で10時間かけて大学に行き、助産師の資格を取るために勉強。大学のない週は隣町の実家に帰って家族と過ごす。

そんな日常。。びっくり。

 

 

昔はむちゃしてた、大学生の時、みっちり勉強して残りのすべての時間をバイトに費やした時もあった。海外に行くために。

 

バイトを3つ掛け持ちしてサークルに4つ入っていた。大学にもほぼ欠席なく通っていた。大学は往復4時間かかる場所にあった。

 

そんな形で生活をしていて、体調は崩れた、精神的にも不安定になった、自分のそんな不規則で不摂生な生活が大嫌いだったし、毎日の満員電車はほぼ疲れと眠気で放心状態だった。

 

そこで出会ったのがカナダの先住民だった。その先住民の生活を愛して一緒に住む一人の女性の生き方だった。(ちなみに彼女と出会っていなければ協力隊にはなっていなかったと思う)

 

自分の環境と比較して、とても健やかなその生活に憧れてこんな生活はもうやめよう、もっと自分を大切にしよう。自分にとっての優先順位を決めよう。

 

そうしてこうして、徐々に改善された。今では自分に好かれる自分になれるような努力は欠かさない。笑

 

でもないものねだりなのかね。そうやって一生懸命自分の成長に時間と体力を費やす彼女がとてもかっこいいと思った。ある意味それは自分が好きになれる自分への成長につながるのかもしれないけれど、

かなり体に鞭を打っている。凄すぎる。

 

私がどんなに自分に対して甘い蜜を差し出していたのか、成長は成長でも、甘やかしすぎていたかもしれない。自分に正直にと思うあまりに、「わがままな自分」にも正直になってしまっていたかもしれないと思った。

 

 

協力隊の任地にいて未来のことを考えすぎるのは正直どうかと思う。

 

2年間は任地に集中したい、けれども妄想女子の私はどうしても帰国後の姿を思い描きがちだ。

 

 

今回思い描いたのは、彼女みたいに時間と体力を使って「無理」をした生活を2年間だけ、してみたい。それくらい自分を追い込んでみたい(どMといってくれていい。)

 

 

前々から感じていたけれど、最近の私は私に甘い。

 

変わるためには多少の無理がないとここにくるまでの自分の生活は変わらないと思う。

 

 

たとえば月3万のボロアパートに住んで月の支出を限りなく減らし、その分を自己投資に使う。

 

夜はバーテンとして働きながら昼は農業をする。

 

働きながら大学院の資格をとってみる。(彼女みたいに)

 

 

もちろん目的はある、やみくもに忙しくなりたいただのどM女子なわけではない。

 

 

自分に甘くなりがちな最近の私は、「無理しないこと」をなによりもの重点項目として置いてしまっていて、その先にあった自分が本当にやりたいことに目を背けたりしがちだった。

 

でも本当にやりたいなら、多少の無理は必要なのかもしれない。

 

 

彼女の生活を知って、そんな風に自分がやりたいだけ身体を駆使する彼女をうらやましく思い、考えたことだった。

 

日本に帰ったらちょっとだけ無理をしてがんばろうかな。

 

前から頭のどこかに描いていたものはあったけれど、すこしだけ確信に近づいた気がした。