任地24日目。
ペルーは日本より子育てがしやすそうです、そのおかげか町を歩くとたくさん子供がいます。
10人兄弟もめずらしくない、みんな子だくさんな理由。
それは子供の育てやすさにあるのかもしれません。
ペルーだけでなく海外全体に言えることかもしれないけれど
この記事では私のペルー生活で感じた「ペルーで子育てがしやすい理由」を紹介します。
理由① 1日の労働時間が日本より短い
まずは1日の労働時間。
たとえば日本は9時から始まって18時に終わるというのが標準的なところだと思います。
しかしながら、その定時で働けている人はどれだけいるのか…
多くの人が「残業」なり「休日出勤」なりしています。
そしてそれをするのが当たり前とでもいうような風潮はいまだに根強く残る。
残業や休日出勤をしている環境が子育てしやすいとはなかなか言いにくいです。
ペルーは労働時間が短い。
もちろん勤務形態で例外もありますが…。
(例えばサービス業などの労働時間は日本と同じく長めです)
役場などは8時から14時とか、15時とか、16時まで。そして残業はしない。残業代がでないことが多いからとのこと。
労働時間が全体的に短いのであれば、パパもママも関係なく子育てに時間がさけます。
子供との時間が作れます。
私の町は家族がいつも一緒にいて、子育てというより「子供と大人とみんなで一緒に住む暮らし」がそこにあるという感じ。そういう時間が作れるのはとてもいいことですよね。
日本で長時間労働が当たり前の環境を目の当たりにしている人間としては、穏やかでうらやましいなーって思います。
理由② ハウスキーピングの文化がある
ハウスキーピングの文化があり、多くの人がハウスキーピングの仕事についています。
たとえばハウスキーピングの方は週に2、3回来てくれて掃除や洗濯、料理をつくってくれる。
その分お父さんやお母さんは子供との時間が作れたり働きに出ることができる。
選択肢としてそういう手段があるのは、子育てをしている人にとってはとても助かるのではないかな。
日本にはなかなかまだ馴染まないハウスキーピングの文化ですが
日本にはない「子育てがしやすいポイント」と言えます。
理由③ 面倒をみてくれる家族が近くにいる
ペルーは家族となかよし、みんな近くに家を作って仲良く暮らしています。
私のホストファミリーも母方の親戚が真向かいとそのとなり、少し歩いたところに住んでいて、夜になると外に椅子を並べてみんなで話したり、ちょっとした記念日には一緒にお酒を飲んで踊ったり。
おばあちゃんも叔父も叔母も、いとこも姪や甥、そして兄弟姉妹もいます。
たくさんの家族がいて、子供はみんなが見えるところで遊んでる。
みんなで育てている感じ。
日本とは違うペルーの生活
ペルーには子供が多いのが納得です。
日本にもいいところはあるし
ペルーにもいいところはある。
ただ子育てという観点で見ると、ペルーはとても子育てがしやすそうです。
日本も見習えるところを見習いたいですね。