東京から岩手まで。〈夜行バス〉に乗ってきたよ!2018版

 

夜行バス

日本全国に行けるとっても便利な交通手段です。

夜に乗って朝起きるころには目的地に到着

この度久しぶりに夜行バスに乗ったので、夜行バスのいいところやあまりよくないところ、そして最近の夜行バス事情もご紹介します!

 

夜行バスって

 

またの名「高速バス」。

高速バスというと昼間に移動するバスも含まれるのですが、

夜行バスの場合は夜に出発して朝に目的地に到着する高速バスを指します。

 

例えば東北や関西方面に住んでいる人が東京ディズニーランドに行くとき、

例えば東京の大学に通っている大学生が地元に帰るとき、

よく夜行バスにのりますね。

 

東京―大阪間が3,000円で行けたり楽々な姿勢で乗車できたり、夜行バスと一言でいっても様々なタイプの夜行バスがあるのですよ!

 

夜行バスのいいところ

 

金額が安い

 

大都市間を移動しようというとき、新幹線や特急を使うことが多いです。

でも例えば大阪に行くのも、新幹線だと片道14,000円くらいしたりと移動だけでもかなりかかってしまいます。

夜行バスは混雑時期により変動はありますが、

東京―大阪間だと2,000~5,000円くらいでいけちゃうんです!とっても安い!

 

寝て起きたら目的地に到着

 

スケジュール的にも夜行バスを使うとメリットがあります。

夜行バスで出発する時間は多くが21時から24時の間。

その時間から乗ってバスの中で寝て、起きるころには目的地に朝7時、8時についています。

寝ている間にバスが走ってくれるので時間的なロスが少ない!

例えば月曜から金曜まで働いて、週末にお出かけしたいとき、

金曜の夜から出発すれば丸2日お出かけを楽しむことができます!

 

一本でいろいろなところにバスが出ている

 

新幹線や特急電車、寝台列車など、大都市間を結ぶ列車は現在たくさんありますが、

夜行バスは様々なところにバスがでており、

乗り換えの必要なく行きたいところに行くことができます。

 

たとえば、私の知人が住んでいる三重県鳥羽市。

新宿駅から電車で行こうとすると、

新宿駅→(都内在来線)→東京駅→(東海道新幹線)→名古屋駅→(近鉄)→鳥羽駅

となんども乗り換えを要します。

しかし、夜行バスの場合は県庁所在のない街でもアクセスできる場合があり、鳥羽であれば新宿駅から1本で行けるのです!

大きい荷物をもって乗り換えなど必要とせずに目的地に行けるのも、高速バスのメリットと言えるでしょう。

 

夜行バスのよくないところ

 

安全面

 

夜行バスは夜に出発して朝に到着します。

そのメリットは上で述べたとおりですが、その分夜間の移動となるため、夜行バスの事故の報告もあるのが実情です。

数年前にも夜行バスの事故発生が報道されており、それは記憶にも新しいのではないでしょうか。そのために敬遠する方もいるでしょう。

 

ただ最近では夜行バスの運転手さんもワンマンがかなり減ってきており、長時間移動するところはほとんど2人での運行が確認できました。

どこかに移動する際はどの交通手段でもリスクが伴うため、その道中事故を完全に防ぐのは難しいですが、できる限りリスクの少ない選択をすれば安心して旅を楽しめるかと思います。

後ほど詳しくは書くのですが、どんなバスなのかをチェックして、2人の運転手さんがいるようなバスを選ぶといいかもしれません!

 

拘束時間が長い

 

寝ている間に移動してくれるので時間的には節約になりますが、拘束時間は新幹線と比べて長いです。

例えば、東京―大阪間は新幹線の場合2時間45分で行けますが、夜行バスで行くと8時間30分かかります。

その時間を睡眠に有効活用することはできますが、乗り物に乗っている時間が長くなってしまうのはデメリットと言えるでしょう。

 

他の人と一緒

 

夜行バスは夜から朝まで他の乗客の人もいます。

そのため寝る際のプライバシーはほとんどないですし、いびきなど他のお客さんの寝音が気になる方はあまり良い睡眠はできないかもしれません。

ただ、プライバシーについては、カーテンが付いていたりしきりがあったりなど、バスによって比較的守られているものもあります。

お値段はその分高くなってしまいますが、気になる場合は予約の際に選んでみるのもありでしょう!

 

 

バスによっては体制や寝心地がきつい

 

先ほど述べたプライバシーの点とも共通しますが、寝心地や一人あたりのスペースリクライニングなどはバスそれぞれで異なります。

夜寝て次の朝から目的地で行動できるのはとっても良いのですが、夜間移動中の休養がしっかりとれなと次の日も回復できません!

体制が楽にとれて寝心地のよいバスを選んでみるのも良いでしょう!

 

最近の夜行バス事情って?体験談をもとに

 

女性も安心!女性専用車があるバスも!

 

昔は男性と女性が隣同士になって痴漢なども報告されており、女性にとってはとっても不安のある夜行バスだったそうですが、そちらについての配慮があるバスがほとんどです!

例えば、私も利用経験のあるこちらのサイトでは

女性安心」(男女が隣合わないようできる限り配慮)

女性専用席」(一部エリアが女性専用)

女性専用車」(そのバスすべてが女性専用)

などのプランもあります!

女性の方だけでなく、その彼氏さんや旦那さんにとっても安心ですね!

 

運転手が2人体制のバスが多い!

 

先ほども述べましたが、夜間便でのワンマンスタイルのバスはとても少なくなってきています。

ご自身の安全安心のためにも、自分の納得行けるプランが選べるといいですね。

 

リクライニングやプライバシーの確保、車内設備の充実したシートも!

 

シートタイプは様々な種類があり、例えば下記の項目でも違いがあります。

  • リクライニング度合い
  • 枕のありなし
  • 足置きのあるなし
  • ふくらはぎおきのあるなし
  • シート幅
  • 4列、3列、2列からの選択
  • 顔の隠れるフード付
  • 隣の人との間のカーテン付

 

また、車内の設備も様々です。

  • トイレのありなし
  • 鏡のあるなし
  • コンセントのあるなし
  • Wi-Fiのあるなし
  • 耳栓や車内用スリッパがもらえる

などです。

快適な夜の旅になるよう、好みに応じて選ぶのも◎

 

ちなみに私は2018年の10月に

東京駅から岩手県北上駅まで、大人一人で利用しました。

バスタイプ

  • 4列リラックスタイプシート
  • 女性安心
  • 乗務員2名

4,500円でした!

実際に乗ってみると隣には女の子で、

トイレ休憩は北上駅までは2回(その先の最終目的地である盛岡駅までは3回)で、大体1時間半~2時間半に1回のペースでトイレ休憩がそれぞれ15~20分ほどありました!

スリッパもついていて、ふくらはぎや足をおくところもあってリクライニングも130度~140度くらいまで倒せてとっても快適でした。

バスが発車して必要事項の説明が終わるとすぐに消灯になります。携帯などの使用は禁止とアナウンスもあり、本当に真っ暗な車内となるため、問題なく眠ることができました。

 

 

夜行バスは数年前まで事故の報道が多く、また長時間の移動がかなり疲れたりするので、少し敬遠していた部分もあったのですが、乗務員が2名のも増えたり、リクライニングもしっかりあるバスだったらとっても利用しやすいな!と思うところです。

みなさんのご旅行の参考になったらうれしいです~

それでは、Bon Voyage!!