体験談

【真ん中っ子の性格を解説】2番目の子へは深い愛情で接してあげて!自由でマイペースな彼ら彼女たちの生態とは?

あなたの周りにもいませんか?3人兄弟の真ん中。3人姉妹の真ん中。1番目でもなく3番目でもなく、2番目。

少子化といわれるこのご時世でいよいよ少数派となっている真ん中のポジション

うまれたときに授かったこの真ん中の環境。私自身4人兄弟の2番目で、11歳までは3人姉妹の真ん中として育ちました。だからこそわかる真ん中の秘められた性格。

放任で育った分たくましく自由にのびのびと生きる一方で、姉や妹もしくは兄や弟に気に掛ける親をはじめとする周囲の態度に少しさびしさを感じながら空気を読んで育った真ん中。

彼ら彼女たちは強がり一人でなんでもできる一匹狼が多かったりする一方で実は心からめちゃくちゃ愛してくれる人を探しているさみしがり屋だったりします。

もちろんいろんな真ん中がいます。たくさんの真ん中がいて、私がここに書くような性格を一ミリとも兼ねそろえていない真ん中もきっといるのでしょう。

けれども私はそれでもあえて言いたい、多くの真ん中っ子に共通しがちな性格を。知ってほしいみんなにも、たくましく生きる真ん中っ子の生態を

少数派の真ん中っ子の声を届けることも私の一つの使命のような気がするのです。笑

私の友人の中にもたくさんの真ん中っ子がいます。そして共通する部分もたくさん。

真ん中っ子と一緒に仕事をする人がいたら、

もしくはその真ん中っ子の恋人さんがいたら、

もしくは真ん中っ子の親御さんがいたら

たまによくわからない性格にとまどうかもしれない。このブログは、そんな真ん中っ子の取扱説明書めいたものです。

 

はじめに<気を付けてほしいこと>

これを見ている真ん中っ子のご両親へ。

1番目や3番目と同じように愛情を注いでいるつもりなのに…とどうかご自分の子育てで悩まないて下さい。真ん中っ子はたしかに放任で育てられがちだけれども、自分の環境を理解して育っています。みなさんからの愛情をしっかり受け取って過ごしています。どうか変わらず愛情を注いで、たくましく育ててあげてください。

これを見ている真ん中っ子へ。

1番目や3番目と比較して私には俺には愛情が注がれていないんだ!と思わないでください。みんなは同じだけ愛情を注いで大切にしてくれています。真ん中っ子というポジションのためにそれが目立ちにくいだけで、みんなを愛しています。だから安心して真ん中っ子を全うしてください。私は真ん中っ子で生まれて、真ん中っ子で育ってこの上なく幸せです。長女や長男でも末っ子でもなく真ん中っ子でいることに誇りを持っています。どうかみなさんも真ん中っ子であることに誇りをもてますように、、!

 

真ん中っ子が育つ環境をイメージするとこんな感じ!

子供が3人生まれてくると、多くの親御さんは真ん中が放任になりがちです。例えば、長女や長男は最初の子なので、2番目が生まれてくるまでは長男長女しかいないわけです。その子だけに必死になれるわけですね。

そして2番目が生まれたとき、それはそれは大切に喜ぶことでしょう。ほぼすべての親御さんがそうでしょう。そして長女長男と2番目の子を共に育てます。なるべく偏らないようにと愛情も同じだけ注ぎます。

でも最初の子ほど成長過程の感動は少ないことが多い親御さんが多い。というのも最初の子がその親御さんにとっては何もかもはじめてだから

首が座るのもハイハイをするのもままって呼ぶのもたっちするのも、そしておむつがとれるのも

だからたくさんの感動があります。たくさん写真があります。たくさんの成長の一瞬が撮られています。2番目は多くの場合、成長過程の感動という点では最初の子ほどでもないのです。

そしてやがて3番目が生まれます。3人兄弟、3人姉妹の3番目はつまり末っ子。末っ子はかわいい分、心配も多いんです。末っ子は手もかかりがちで親御さんからしたら、いつまでも子供に見えてしまいますよね

 

こうして長女や長男ほど2番目の成長には感激がなく、

こうして3番目ほど2番目に手をかけることもなく、

すくすくと2番目は成長していきます。

 

どうですか?愛情はみんな平等でも、実は真ん中っ子は両親を一人占めする環境が一瞬もないんです。

そんな環境で育った2番目はこんなタイプの人が多いんです。

真ん中っ子の取り扱い説明書

束縛・干渉されるのは苦手、、マイペースに自由に生きたがる子が多い

真ん中っ子は束縛や干渉を嫌います。なぜなら、干渉や束縛をされることの少ない環境で育ってきたから。彼ら彼女たちにとっては干渉も束縛もされない環境が普通なのです。

そんな真ん中っ子へは:

急に束縛したり干渉するのは避けて。彼ら彼女たちにとってはそんな普通じゃない環境が生きにくくてしょうがないのです。真ん中っこが生きたいような自由な生き方、日々の過ごし方を尊重させてあげてください。

 

ひがみっぽくみられるけど、つまり愛を欲しがっているのです。

真ん中っ子といったら「ひがみっぽい」というのはよく聞く話ですが、ちゃんと理由があるのです。そのひがみっぽさは、真ん中っ子ならではの放任の環境で育ったから。そんな真ん中っ子へは、どうか深い愛で接してあげてください。

2番目で育った真ん中っ子は、親御さんや周囲が自分以外に愛を注ぐべき相手がいることをおそらく認識しています。つまり、長男や長女、そして末っ子に周囲の愛が注がれることをきっと認識して育っています。

もちろん自分への愛情もきっと感じています。ありがたいなとは思いつつ、たまに自分よりも目をかけられがちな長女や長男、末っ子に対して嫉妬の念をいだくことも少なくないのも事実。だって実際に写真の量とかで差が出てくるのを知っているから。

そんな真ん中っ子は:

自分のことを愛情深く接してくれる人に心を許しがち。自分にそんなに深く愛情を注いでくれるなんて、ととっても嬉しい気持ちになります。愛情を深く接してあげてください。もちろん中途半端な愛情は見抜くのが得意なので注意ですよ。笑 真ん中っ子は人の愛情を見抜く目を持っています。

 

自立心が強い

真ん中っ子はなんかあったら自分を救えるのは自分だと考えている子が多いです。誰かが何とかしてくれる、というよりはなんかあったらまずは自分でどうにかしようと考えます。私については自立心が強すぎて自分以外にも、もし周囲に何かあったら自分がなんとかしなくては、とさえ思ってしまうくらい。笑

周囲が自分よりも末っ子に手を焼く姿をみていて育つと、そういう風な考え方になるのも納得ですね。

そんな真ん中っ子へは:

でも人は支えあって生きる生き物。確かに真ん中っ子は自立心が強くて自分でなんとかしなくては、と考える人が多いけれど周囲に助けてほしくないわけではないんです。周囲に迷惑をかけないために、そういう風な考え方をしているんです。

そのため、もし真ん中っ子が一人ではどうにもならない状況で行き詰っていたら、どうか助けてあげてください。その愛をしっかり受け止めてくれるキャパシティをきっと真ん中っ子は持っています。

 

周囲を気遣いがち、世話焼きがち

真ん中っ子は生まれてまあまあ早い段階で自分が真ん中っ子で放任で育てられがちなことを認識しています。そしてその分客観的に家族を見たり、客観的に両親を見たり、客観的に兄弟や姉妹をみたり、客観的に自分を見たりしています。

だからこその性格として、周囲を気遣いがちです。周りをみながらこの環境で自分はどのように行動すればいいのか、を常に考えています。たまにそれに疲れちゃうことがあります。

んな真ん中っ子へは:

どうか気遣わなくていい環境をプレゼントしてあげてください。たまにでいいんです、たまに気遣わなくていい一瞬があるだけで真ん中っ子はだいぶ癒されます。

気遣わなくていい環境とは、たとえば自分が考えるより先にだれかが気遣った行動をしてくれる環境か、もしくは反対にみんな気を遣わな過ぎて「気遣う文化」が皆無な環境のどちらかです。それぞれの真ん中っ子にも気を遣う場所、そうでない場所はありますが、おそらく比較的そういう環境下では気遣わなくていいんだって思えることが多いと思います。

 

これだから真ん中っ子はやめられない

上で述べた以上が多くの真ん中っ子に共通する特徴ですが、つまり

  • 自分をもっていてマイペースに生きる
  • 愛を見抜ける
  • 自立心が強い
  • 周りをよく見れる

という性格を持っています。また、真ん中ならではの着眼点はたまに友人や会社の先輩にも驚かれるほど。放任で育った分親や周囲は私が自由に生きるのを理解してくれます。そんな環境は旅好きで束縛嫌いな私にとってとっても生きやすく、私は自分が真ん中っ子で本当に良かったなと思っています。

これだから真ん中っ子はやめられない!笑、案外真ん中っ子て幸せなんですよ♪

 

最後に

真ん中っ子の性格にはちゃんと理由があります。でも少数派すぎてそれはわかりにくいかも。もしこれを読んだあなたが、真ん中っ子にはこういう風に接すれば喜んでくれるんだ!と感じて真ん中っ子に愛をもって優しく接してくれたら、真ん中っ子の声なき声を伝えられたようでとてもうれしいです♪