日本からもたくさんの観光客が訪れるイタリア。
歴史とおいしい食べ物と貫禄のある建物と魅力的なイタリア語、そして芸術。
イタリアは様々な魅力があります。
卒業旅行でもたくさんの学生が訪れると思いますが、私自身卒業旅行でイタリアに行きました。
今回は実際にイタリアに行ってみて、先に知っていたら、、!と思うことがいくつかあったので注意事項として共有します!
ぜひ、イタリアに行く前にご一読ください!
スパゲティだけじゃない。イタリアのパスタの予習をしていこう。
パスタの国イタリア。ピッツァの国イタリア。
たくさんのおいしいパスタやピッツァを食べるのがイタリアに来た醍醐味ですね。
私もイタリアに来たからには!と毎日パスタやピッツァを食べました。
ところでレストランには、あまり英語併記のメニューがありません。
店員さんも英語が通じないことも多く、メニューに書かれたイタリア語を写真なしに解読するのは至難の業。
ピッツァであればある程度予測は可能です。上に載っている材料なども書かれていますし、そもそもベースはピッツァなので大きくはずれはなし。
しかしパスタはびっくりするほど種類があります。
日本ではパスタと言ったらスパゲティやペンネ、ラザニアなどでしょうか。
でもイタリアには私たちの見たことも聞いたこともないような種類のパスタがたくさんあるのです。
もしイタリアでパスタを楽しみたい!と思うのであれば、お好みのパスタの種類やその名前などを控えておくといざとなったときに役に立ちます!
スリや詐欺に注意!こういう人たちには特に注意してください。
イタリアのローマといえば観光客を狙ったスリが多いことも有名。
でもローマに限らずスリや詐欺師のような人はたくさんいます。
親切にしてあげたんだから!とものすごい形相で迫ってくる人もいましたので、こんな人には気を付けて!をご紹介します!
ミラノのドゥオーモ近くのハトのえさやり
ミラノの中心地にあるドゥオーモには目の前に大きな広場があります。
その広場にはたくさんの人と、たくさんのハト。そしてたくさんの要注意人物。
とても威厳のあってかっこいいドゥオーモなのですが、このドゥオーモを写真に収めようとしたり、そもそも歩いているだけでハトのエサを持った怪しい人たちが近づいてきます。
無料だよ!フリーだよ!
そしてそのエサを買うと、高額なお金を請求されるというなんともわけのわからない仕組みになっています。
そもそもフリーだよと言われた時点で口約束は「無料」なのでお金を払う必要はないのですが、フリーだよ!といっているときは満面な笑みなのにそのあとの高額紙幣の請求の顔できっとたくさんの観光客が泣いているんだろうなと思うほど。
たしかに変な事件に巻き込まれたらいやですもんね。
ハトのエサを無料だと配っている人はたいてい怪しいので気を付けてください。
もしハトにエサをあげたい場合は、
①本当に無料かもしれないので賭けにでる
②高額紙幣を請求されても支払うのでエサをもらう
③高額紙幣を請求されたら断固として断る
のどれかです。
ちなみに私はどれも嫌だったのでエサには目もくれずドゥオーモに一直線でした。
もしトラブルを避けたいのであれば
× エサを買う
〇 エサには目もくれずすべてを無視する
です。
私自身事前に知っていたので本当によかったと思います。
すこしでも近づこうとするもんならものすごい形相で、近寄んなよ?アピールをしていました。保身は大切ですね。
ミラノのスフォルツェスコ城入口付近のミサンガ売り
ミラノのスフォルツェスコ城はとっても立派なお城。
その近くにいるミサンガ売りに要注意です。
彼らは観光客が通る入り口に待機していて、そこを通ろうとするとものすごい速足で話しかけてきます。
「ミサンガいらない?」と。
それだけならいいですが、彼らのうちのほとんどはものすごい速足で近づいてきたかと思ったらその瞬間に手首にミサンガを巻き付けてきます。
もしトラブルを避けたいのであれば
× ミサンガを腕に巻かれる
〇 近づいてきたら「NO!!!」とはっきり断りながら手をしまってそそくさと通り過ぎる
です。
私も「NO!!!」とはっきり言いながらその場を去ったのですが、さすがにそこまで強く断ると相手もそんなに近づいてこなかったです。
お試しあれ!
※ちなみにミサンガ売りはいろんなところにいます。ローマのあの有名なスペイン坂にもたくさんいます、お気をつけて。
ミラノのインスタ映えする服装をした集団に注意!
ミラノの町中で事件がありました。私は予習に予習を重ね警戒に警戒を重ね、
油断も隙もない感じで観光をたのしんでいたのですが、盲点。こんな人たちがいたとは。笑
ミラノのスフォルツェスコ城近くの噴水で、インスタ映えする服装をした(詳細には貴族の服を着ていました)男性4人が、私たちが楽しそうに写真を撮っていると囲んできました。
私たちは無視したのですが、写真に写ろうとしたり手を取って「GIVE ME KISS!!♡」と言ってきたりその囲まれようは困ったもの。
実は私たちは2月のヴェネチア帰りで、ヴェネチアはその時期年に1度のパレードが行われており、みんな思い思いに仮装を楽しんでいました。
そのヴェネチアから来たもんだから似たような服装をしている彼らを見て、ああ、ミラノにもいるんだねーそんな会話をしていました。
すごくしつこく「GIVE ME KISS!GIVE ME KISS」と言って立膝をして手にキスをするようにいうもんだから私たちも根負けして雰囲気にのまれてふりだけしました(手にKISSするふりです。本気でするわけないです)
そしてじゃあねといって立ち去ろうとしたら「おい!まてよ!おれにKISSしたんだから20ユーロ払え!!!!」と、
「GIVE ME KISS」と言ってきたときの表情が嘘のように豹変した男たちが追いかけてきました。
幸いにも私たちはKISSしていないし、写真に写りこんでこようとしたのも全面的に避けたので払う必要はないしもちろんNO!!!!!と強めに言って「はあ?払うわけないだろばかか」というような表情をしてそそくさとその場を後にしました。
顔ですねもう。顔で語りました笑
経験談が長くなりました。とっても気持ち悪かったので今でも鮮明に覚えてしまっていて、、、笑
ということで、
トラブルに巻き込まれないようにするには
× 写真を一緒に撮る。KISSをする。
〇 写真に写りこまれないようにする。キスせずに「はははっ(目は笑っていない)」の表情でその場を後にする
です。
もうここまでくると顔面勝負ですね。隙を見せたらアカンですよ。
ちなみに彼らは白い手袋をしていましたがその中にいくつかの20ユーロが入っていました。
すでに誰かから巻き上げたんだーと思うとなおさら寒気がしました。
(その場を立ち去った後彼らに触られた手は紙石鹸と水洗いとテピカジェルで洗浄しまくりました)
駅の切符売り場にいる親切そうに装った怪しいひとたち
駅はたくさんの人が行きかっていて、その中には怪しい人やスリもいるので注意が必要です。
たとえば切符売り場には聞いてもいないのに横から切符の買い方を無理やり教えてきてちゃんと帰るとお礼を請求してくる輩がいます。
またおつりがでてきた瞬間にそのおつりを横取りしてどっかに逃げる輩がいます。
もちろんいい人もいると思うのでそこは見極めが肝心なのですが、聞いてもいないのに話しかけてきたり、おつりのところに近づいてきたりしたらもうマークしておいたほうがいいでしょう。
トラブルにならないようにするには
× そのへんをずっとうろうろしている人(たいていほかの観光客にも声をかけています)にいろいろ聞く
〇 わからない場合はガイドブックで調べるか、駅員さん、あきらかに地元の人に聞く
です。
イタリア人はとても親切で聞いたら教えてくれるのですが、お金を巻き上げようとする輩がいるのでその見極めが難しいです。
ひとつの見極めポイントは、
①こちらから何も聞いていないのにむやみやたらに親切にしてくる人は注意
②すでにだれかから巻き上げたお金をもっている人は注意
です。
荷物をむやみやたらに運んでお金を巻き上げてくる人たち
電車に乗るときには、まるで私たちを待っていたかのように荷物運びを何も言わずにしてくる輩がいます。
彼らは荷物を運ばせるとチップを請求してくるので要注意!
もちろん荷物を運んでくれるのでチップを払ってもいい場合はいいのですが、
全然運んでもらう必要ないくらいのものも勝手に取っていって運んだと思ったらチップをものすごい形相で請求してくるので、必要ないと思ったら荷物をもたせてはいけません。
そうなると自分の荷物の取り合いになるのですが、もう近づいてきたら自分の荷物をホールドして自分で運ぶから!と強めにいわないと根負けします。注意!
トラブルにならないようにするには
× 駅のホームで電車を探したりボーっとしている間に荷物を取られる
〇 最初から最後まで荷物を自分で運ぶ
です。
もちろん運んでくれるのはうれしいですけどね。
私たちも実際勝手に運ばれてチップを請求されました。
運んでくれてありがたかったところもあったので請求された額ではなく
自分がこのくらいかなーとおもう額を渡した気がします。笑
でも一緒にいたヨーロッパ系の観光客は完全に彼らのチップ請求を無視していたし、
彼らもヨーロッパ系の観光客ではなく日本人の私たちに強く請求してきたので、
彼らのなかにも「日本人は請求したら払ってくれる」という考えがあるのだろうなと思いました。
トラブルになりやすいところなのでお気をつけて。
駅の改札がない駅があります。知らぬ間の無賃乗車に要注意!
イタリア含め海外の交通事情はもちろん日本と異なります。
イタリアの場合改札がない駅があります。
そういう駅では、駅の構内に入ってから駅のホームに行くまでにちょっとした機械(刻印機)があり、そこに切符をあてて乗車した刻印を残さないといけません。
ちょっとした機械とは、日本の郵便ポストくらいの大きさ。
もしその機械に切符をあてずに電車に乗ると、その切符はまた再利用できてしまうので無賃乗車として罰金対象になります。
確か罰金は20ユーロくらいとられた気がしました・・・。
電車に乗っていると駅員さんに切符見せてと言われて見せたら請求されました。
他のサイトにもイタリアの罰金事情について書かれたページがありますが、どうやらもっと高額の場合もあるみたいですね。本当にお気をつけて!
罰金をとられないためには
× 切符を買ってすぐ電車に乗り込む
〇 切符を買って乗る電車が分かったらまず刻印機を探す
です!
刻印機は、え、そんなところにあったの?!という感じでとってもわかりにくいので、電車に乗るときは必ず刻印するというのを意識しましょう。
トイレはできるときにしておこう
イタリアのトイレは日本ほど高品質ではありません。
そのため、おおくのトイレが詰まっています。
イタリアのトイレの便座は日本と違って盗まれがちです。
そのため、おおくのトイレには便座がありません。
これは公衆便所とか駅のトイレのことでしょ~と思うかもしれませんが、違います。
もちろん公衆便所や駅のトイレも悲惨なところは多いのですが、
良い感じのレストランでも同様のことがいえます。泣
私たちもイタリアで楽しい時間をすごして、最後夜はカルボナーラのおいしいイタリアレストランにいきました。
ガイドブックにも乗っていた現地の人にも人気なそのお店のトイレにはなんと便座もなく、トイレも詰まっていました。
ワインもおいしくて飲みまくり、いよいよトイレに立とうと向かったらトイレができないのです。
これは顔面蒼白でした。
友人にも気を使わせ、残っているワインとパスタを早々に食べあげて帰り道をそそくさ帰りましたが、あれはかなりしんどかった。
あると思っていたところにトイレがないのは、日本人の感覚からするとありえないし、それによってがまんをするという経験もなかなかまれなので今でも鮮明に覚えています。
イタリアに行ったときに気を付けるべきトイレ事情としては
× 混んでるし、もしくは汚いし、次のレストランでトイレにいこ~と考える
〇 行けるときにいっちゃおう。と常にトイレは済ませておく
です。
地味にきついです。ファイト!GOOD LUCK!!
最後にひとこと
イタリアは気を付けるだけ気を付ければとっても楽しい国です。ENJOY!!!!