東京で一人暮らしを始めたい!でも、
何から準備していいのかわからない!
どんな家を選べばいいのかわからない!
という方に向けて、今回は都内で一人暮らしをする際に流れや知っておいたほうが良いことを経験をもとに書きます。
まず、一人暮らしを始めるにあたって何をすべき?
1、自分の一人暮らしの条件を決めよう
まずは自分が好む家の条件を決めましょう。
家の条件とは、例えば
・場所(どこにあって)、家賃(いくらで住みたいか)
・間取り(部屋の数や配置)、広さ
・快適さ(何があるといい?どこのスペースにこだわりたい?)
・便利さ(駅からの距離、周囲の環境)
・安全対策(治安、階数)
などです。この部屋の条件というのは人によって気にする項目は異なります。
自分がどのような物件に住みたいのか、少しイメージがあると探しやすいです。
2、ネットで一人暮らしの条件を検索してみよう
例えば、「賃貸」「東京」などと検索をすると、賃貸に関するサイトがいくつか出てきます。
「SUUMO」「ネットでCHINTAI」など、CMでも聞いたことのあるサイトがあるので、まずはどこでもいいのででてきたところから一つ好きなサイトに入ってみましょう。
そのなかで、自分の希望する条件で検索してどんな物件があるかを実際に調べます。
どのサイトを使うかは自由です。サイトによって絞れる条件が少し異なっていたりするので、検索などをしやすいサイトで調べてみましょう!
また、サイトによって載っている物件、載っていない物件があります。もし条件をかなり絞る場合はほかのサイトも参考にしてみましょう。
3、不動産屋さんに行ってみよう
サイトをみていて実際に気になる物件があったら、不動産屋さんに連絡してみましょう。
物件を紹介するページの下の方に不動産の情報があるので、そこでメール問い合わせをするか、実際に電話して内見予約をします。
内見というのは、実際に物件を見に行くことです。
間取り図からではわからない部屋の雰囲気をみることができるので、可能であれば見に行くことをお勧めします。
不動産屋さんでは、内見の部屋をいくつか提案してくれます。自分の条件に近い、気に入った部屋を見てみて決めましょう。
私は内見をせずに契約したことがありません。内見してみるとにおいが気になったり、日当たりが悪かったり、何となく住みたくないなと思ったり、案外マッチしないものです。そのため個人的には内見をして納得したうえで契約するのがおすすめします。
一人暮らしの条件は何をどう選べばいいの?
一人暮らしの条件のポイント
部屋に求める条件は人それぞれです。
① 一番譲れないポイント
② できれば譲れないポイント
③ 他の条件がそろうなら目をつむってもいいポイント
など優先順位があるとイメージしやすいと思います。
たとえば、特によく条件に挙がるのは下記のような点です。
駅からの距離 | 駅から5分 10分 11分以上 |
トイレ・お風呂 | トイレとお風呂 一緒 or 別 |
洗面台 | 独立洗面台あり or なし |
築年数 | 築浅 or 築年数経っている |
階数 | 1階 or 2階以上 |
エリア | 高級住宅街、都心、郊外 |
キッチン | コンロの数(1つ or 2つ以上)・キッチン幅(90cm or 120cm以上) |
セキュリティ | インターフォン、オートロックの有無 |
自分の設定する家賃に対して条件をどこまで近づけるかを考えます。
東京都内の一人暮らしの条件の例
例えば、東京都内であれば
「8万円台で新宿から電車で15分以内の駅で、駅から5分以内でトイレお風呂別。
できたら築年数が5年以内のもの。」
などです。
「駅から1分であれば家賃もなんでもいいしほかの条件も全部なんでもいい!」
というのもありです。
こういった形で検討していく際に、最初に決めた自分が重視する一人暮らしの条件があると選びやすいのです。
ちなみに、
「好条件を希望するのに5万円で住みたい!」
などもありですが、現実的にそのような物件はなかなか難しいです。
というのも、東京都で一人暮らしをしようとすると、8万は超えるといわれているから。
私の友人の間でもまず一人暮らしをしようとするときに8.5万がボーダーラインと考えている人が多いですね。もちろん条件によってかなり変わるので一概には言えないのですが、例えば
都心(23区内)で
駅から10分以内、築10年以内で
トイレお風呂別の1K(用語の解説は下記「間取り」を参照)
という条件は一人暮らしする際に想定されるものですが、やはり8万~9万円くらいすることが多いです。それを下回る場合は、都心から離れていたり、駅から離れていたり、築年数が経っていたりなど他の人が住みにくいような条件になってきます。
それ以上に好条件を求めれば10万円、11万円と賃料が上がっていきますし
反対に、23区外でOK、駅から15分くらい歩いてもOK、トイレとお風呂は一緒でOKなどとなってくると7万、6万円と賃料は下がっていきます。
たとえば、地方では4,5万円を予算とすればいろんな好条件のところがあると思いますが、都内ですと5万、4万はよっぽど都心からはなれているか、間取的に問題があるか、築年数がかなり立っているか、瑕疵物件等でないと難しいと思います。
間取りについて
ワンルーム、1K、1DK、1LDK、2DKなど、聞いたことありますよね。
私も最初は何が何を指すのかよくわかっていなかったので、この記事でも簡単にご説明します。参考になれば嬉しいです。
- 数字:お部屋の数です
- R:ルーム
- K:キッチン
- D:ダイニング
- L:リビング
を指しています。
たとえば、1Kと書いてあったら1部屋とキッチン。2LDKと書いてあったら2部屋とリビングダイニングキッチン(キッチン付きの大きなリビングルーム)があるということです。
ワンルーム(1R):居住スペースであるリビングルーム(居間)とキッチンとの仕切りがないタイプ。名前のとおり一つの部屋のため、玄関、トイレ、お風呂、キッチン、居間が全てひとつの部屋になっています。
1K:1+K、つまり「1つの部屋」と「キッチン」。居間とキッチンに仕切りがあるタイプ。
1DK:1+DK、つまり「1つの部屋」と「ダイニングキッチン」。キッチンに食事をするスペースが付いているお部屋です。
1LDK:1+LDK、つまり「1つの部屋」と「リビングダイニングキッチン」。ダイニングキッチンよりも広めのスペースがあるお部屋です。
都内の一人暮らしであればワンルームか1Kが一般的です。
自分が好む条件を明らかにしたうえで不動産屋さんと物件を見に行き、気に入った物件があればいよいよ契約です!
参考までに私の契約までの流れ
ちなみに私の引っ越しまでの流れも書いときますね。
- SUUMOでいいなと思う練馬区の物件を見つける
- いいなと思う物件を扱っている練馬区の不動産屋さん申し込みをして実際に訪問する
- いいなと思った物件のほかに、条件に近い物件をいくつか出してもらい3つ内見に行く
- 内見の結果ここにしようかなという物件を見つける
- 申込書を書く(申込書を書くことでその物件は抑えられますが基本キャンセルできないそうです)
- 私がその物件を借りるに値する人かの審査をされる(2週間くらい)
- 審査が通ったら初期費用の支払いと契約を行うために内見に連れて行ってくれた不動産屋さんとは別の管理会社に行く
- 管理会社でいつから入居かなどを決める
- 入居可能になったら(その日から家賃が発生する)、引っ越しをする
- 新居で生活を始める
ちなみに、SUUMOを使い続けた理由は、単純に検索しやすかったからです。自分の条件次第で、サイトの使いやすさが分かれてきます。SUUMOは私にとってとても検索しやすかったり、写真が見やすかったりしたので、ずっと同じサイトを使っていました。
もしいい物件を見つけたら申し込みをしたもの勝ちになります。申し込みをしたらその時点でその物件が仮押さえになるため、キャンセルはほぼ不可能と言われましたが、ほかの人にその物件を取られる心配はなくなります。
とても決断力が必要になりますが、時期によっては今日見た物件が明日にはない、なんてこともあるので、気に入った物件があったら早めに契約の申込をしましょう。
初めての一人暮らし、これが気になる!リスト
一人暮らしの安全面
女性の場合は2階以上で共有玄関にオートロック付きが無難かと思います。
1階で怖い思いをした人も聞きますし、
私は共有玄関はあったのですが、そこにオートロックがついていなかったので少し怖い思いをしました(不審者が入ってきました)。
オートロックや2階という条件を選ぶと確かに家賃は高くなってきてしまうのですが、安全面をしっかりしたい人にはお勧めです。
女性専用物件やセコムが付いているところもあるので気になる人は安全防犯対策にお金をかけるのも吉です。
一人暮らしで出くわす虫
実は私は虫が残念ながらとても苦手でした。しかし一人暮らしをする上では避けては通れません。
対策としては、ゴキブリホイホイを置いたり4階以上に住んだり、部屋の中に虫が寄るようなものを置かない、また湿気を好む虫も多いのでこまめな換気も必要だと思います。
工夫次第で虫に好まれない部屋をつくることもできます。でも、正直出たら自分でなんとかするしかないし、何回か対処すれば慣れます。本当に嫌な人は虫ごとに殺虫剤を用意しておきましょう。ちなみに経験談ですが、ハエ用の殺虫剤ではゴキブリにほとんど効き目がありません。
一人暮らしで気になる光熱費関連
当たり前にあるのでありがたみにかけるけれど、いざなくなるとその大切さを痛感するガス、電気、水。
お金の支払い忘れには要注意です。また、冬場になると私は水道管が凍結してお湯が出なくなりました。
引っ越し後はなんかあったときにすぐに対処してくれる水道局や電気ガスやさん、管理会社の電話番号とかは近くに控えておいたほうがいいと思います。備えあれば患いなし、ということですね。
最後にひとこと
東京での一人暮らし生活、今回は家賃や一人暮らしを始めるときの諸条件について書いてみましたが、いかがでしょうか?お気に入りの物件と出会い、わくわくした新しい生活が始まることを応援しております!