スキルアップ

【7つの習慣】「パラダイム」を意識してみた

7つの習慣。世界的ベストセラーですね。

分厚いので実際全部細かくはまだ読んでいません。笑

ただ、7つの習慣のまんがは全部読みました。

 

会社をやめてまんがを読み直したら、自分の未熟さに気が付いちゃったので、共有します!

(このブログを書くにあたって引用させていただくので、「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」と「まんがでわかる7つの習慣」「まんがでわかる7つの習慣②」は改めて簡単に読ませていただいています。)

 

 

☆本ブログ引用元・参考元の出典☆

*「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」

著者:スティーブン・R・コヴィー

発行所:キングベアー出版

発行日:2013年8月30日

ISBN 978-4-86394-024-6

 

*「まんがでわかる7つの習慣」

まんが:小山鹿梨子

発行人:蓮見清一

発行所:株式会社宝島社

発行日:2013年12月25日

ISBN 978-4-8002-1531-4

 

*「まんがでわかる7つの習慣② パラダイムと原則/第1の習慣/第2の習慣」

まんが:小山鹿梨子

発行人:蓮見清一

発行所:株式会社宝島社

発行日:2015年1月28日

ISBN 978-4-8002-2399-9

今回のテーマ:7つの習慣の前に意識する原則①「パラダイム」

 

今回は7つの習慣の前に意識する原則①ものの見方」についてです

7つの習慣のまんがでは、その人の見え方、感じ方を方向づける思考の枠組みを「パラダイム」と呼んでいます。

「7つの習慣」を本当に理解するためには、まず自分のパラダイムを理解し、パラダイムシフトの方法を知らなければならない。

—「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」p.15ー

 

7つの習慣の学びに入る前にまず必要な考え方、ということですね。

 

「パラダイム」という言葉はあまり聞き慣れないですが、コヴィーは著書の中でこのように解説しています。

パラダイムという言葉はギリシャ語に由来している。もともとは科学用語だったが、昨今はモデルや理論、認識、既成概念、枠組みを意味する言葉として広く用いられている。平たく言えば物事の「見方」であり、物事をどう認識し、理解し、解釈しているかである。

—「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」p.15ー

 

家庭、学校、教会、職場、友人関係、職業団体、そして個性主義などの社会通念等々、私たちの生活には多くの影響力が作用している。そのすべてが無意識のうちに私たちに影響を与え、私たちの頭の中の地図、ものの見方、すなわちパラダイムを形成しているのである。

—「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」p.21ー

 

えぇ・・・、7つの習慣の前にそもそもパラダイム的なやつだめじゃん私

 

こんなことがありました。

 

私が入社して配属されたのは定時に帰らないといけない専門的な事務職でした。

もともとはバリバリのキャリアウーマンを目指していた私。

営業採用で、営業できることにうきうきしていた私。

 

配属された部署は、

事務職だし、

専門的なバックグラウンドもないし、

もっと仕事したくても帰れって言われるし、

そもそも営業職でないので予定していた給料より下がったし、

そのため残業代はつかないし。

 

ええぇ・・・なんでや・・・というのが正直なところ。

心がもやもやしていました。

 

一方の同期は、残業が多かったりして、

同期会をやると

「最近遅いんだよねー」とか

「定時に帰れるのうらやましい!」とか

「いいなあ定時に帰れて」とか、そんな感じでした。

 

悪気はないことは重々わかってはいたのですが、

私としては

残業代もらえるしええやん!!

若いうちにいろいろな仕事させてもらえてええやん!!

と思っていました。

このモヤモヤは入社1年半くらいまで続きました(笑)

 

でも今7つの習慣の前に意識する原則「パラダイムシフト」という考え方に立ちあたって思います。

私全然相手の気持ちに寄り添えていなかったなあ」と。

 

パラダイムシフトをしていたら、

こんなにネガティブにもやもやすることもなかったかもしれません。

 

「パラダイムシフト」という考え方

 

7つの習慣では、

人はパラダイムに縛られて世界を見ている。

 

でもそのパラダイムに縛られたものの見方をしているということを認識しないと、

相手の考えや気持ちに寄り添うことはできないという考え方を紹介しています。

 

自分のパラダイムを自覚することが必要で、そうすれば

自分の意見を客観視し、自分の限界を自覚できるから、相手の話に耳を傾けることができる。相手の‶思い込み〟を理解でき、その気持ちに寄り添えるようになる。すると、相手の目線で世界が見えるようになる。本当の意味で客観的な世界が見えてくるのだ。
この視点の転換が「パラダイムシフト」だ。

—「まんがでわかる7つの習慣② パラダイムと原則/第1の習慣/第2の習慣」p.25—

 

私のパラダイムと分析

 

私のパラダイムは

  • バリキャリはかっこいい
  • 給料多くもらえることはGOOD
  • 若いうちは時間を削っても働けるならいい糧になる

残業代もらえて会社のお金でスキルが付いてバリキャリな感じならええやんという考え

 

だから、同期の気持ちに心から寄り添うことはできていなかったように感じます。

 

同期は本当は、

大変さを理解してほしい、

単純に話を聞いてほしい、

残業の多さを自慢したい、

今の部署嫌だ!、

本気で私の部署がうらやましい、

などと思っていてその心の気持ちを共感してほしかったのかも

 

私は自分のパラダイムに縛られて、

自分がそれに縛られているとも気づかずに、相手の置かれている環境ををうらやんでいました。

うらやむばっかりで相手の気持ちにちゃんと寄り添えませんでした。

 

これが7つの習慣を読み直しての私の反省点です!

 

誰しも、自分は物事をあるがままに、客観的に見ていると思いがちである。
だが実際はそうではない。私たちは、世界をあるがままに見ているのではなく、私たちのあるがままの世界を見ているのであり、自分自身が条件づけされた状態で世界を見ているのである。何を見たかを説明するとき、私たちが説明するのは、煎じ詰めれば自分自身のこと、自分のものの見方、自分のパラダイムなのである。相手と意見が合わないと、相手のほうが間違っていると瞬間的に思う。

—「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」p.22ー

 

私も実際自分は比較的客観的にものごとを見ていると考えていました。

自分の視野の広さには自信がありました。

でも考えてみると、確かに私の視野は私の今までたどってきた人生、経験に基づいていて、

それは特別なものではなくて、70億人いれば70通りのものの見方があるんだなと感じました。

 

自分の…基本的なパラダイムと、それによって受ける影響の程度を自覚し、理解するほど、自分のパラダイムに対して責任を持てるようになる。自分のパラダイムを見つめ、現実に擦り合わせ、他の人の意見に耳を傾け、その人のパラダイムを受け入れる。その結果、はるかに客観的で、より大きな絵が見えてくるのである。

—「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」p.23ー

 

パラダイムを認識しよう!

 

自分がたどってきた経験をもとにものの見方が作られています。

そのため人それぞれパラダイムがあります。

 

例えば、私はいろいろな経験を浅く広くしたいタイプですが、

ずーっとひとつのことを続けている人のものの見方はできません。

 

例えば、バリバリの経営者はなんにでもすごいと思われがちですが、

雇われる人のものの見方はできません。

 

例えば、私は兄弟がたくさんいますが、

一人っ子の人のものの見方はできません。

 

自身がどういう経験をしてきていて、

その結果どういうものの見方をしているのかを認識することで、

客観視でき相手の気持ちに寄り添えることができる。ということです。

 

てことで、

自分が持つパラダイムを意識することから始めようと思います。

 

最後にひとこと

 

自分の見方は特別ではない!70億分の1の見方でしかないのだ!